2018年6月の期間限定コーヒー 「ニカラグア エル・ボスケ農園」
…ニカラグア…えーと、どこ?
もしかしたらそう思った人も結構多いんじゃないでしょうか?
正直私も場所はあまり知りませんでした(笑)
あまり馴染みの無い、そんなニカラグアですが、
中米にある国なんですね。メキシコとかがあるあのへん。
コーヒー関連だとグアテマラなどの有名な国が近くにありますね。
太平洋とカリブ海に面したとても自然豊かな国なんです。
エル・ボスケ農園はニカラグアの北中部にあるサンタ・マウラ大農園の中にある農園のうちの一つです。
大きな農園の中に農園があるんですね。
このサンタ・マウラ大農園は100年以上の歴史があり、広さもなんと1000ヘクタール以上。
そのうち半分ほどでコーヒー栽培を、残りは牧場などです。
多い時期には1,000人以上が栽培に携わり、住み込みの人たちもいるそうです。
すごいことに、住み込みの人たちのための病院や学校までもが農園のなかにあるんだとか!
これほど大きな農園の中に、およそ40ヘクタールほどの広さで区分けされた小規模農園がいくつもあります。
そのうちの一つが今回の「エル・ボスケ農園」。
標高はおよそ1350m、気温も20度前後でコーヒー栽培に適した環境に囲まれており、というか森に囲まれてる。
農園名の「エル・ボスケ」→「森、森林」という意味なのが納得。
エル・ボスケ農園ではブルボン種という在来種のコーヒーを栽培しているのですが、本当にジャングルの中にコーヒーが育ってるといった感じです。
日陰を作るために、他の植物に囲まれて育てられていることは他の生産地でもよくありますが、ニカラグアではバナナや柑橘類、カカオなど色々な植物の間でコーヒーが育てられています。
そのおかげで、コーヒーに豊かなアロマが加わっているのが特徴です。
色々な植物の影響を受けて、なんか複雑、ちょっと不思議。
酸っぱい?甘い?苦い?軽い?重い?
飲んでからちょっと考えてしまう…
そんなコーヒーです。
飲む人によって感じ方が結構違うんじゃないかなと思います。
でも個人的にはちょっとクセになる感じで気に入ってます♪
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